こちらではペイントザローズの基本ルールにおける、大まかなゲームの流れを紹介します。
ゲームの目的
全員で協力して、女王に追いつかれる前に庭園ボードを薔薇タイルで埋めることができればプレイヤーの勝利です。
ゲームの準備

*5人プレイ時の例
各コマ、スタートタイルを準備します。
3種類の気まぐれカードを難易度ごとに分け、各プレイヤーは任意の山札を選んで、気まぐれカードを1枚ずつ引きます。カードの内容は他のプレイヤーに教えてはいけません。
- イージーの気まぐれカードを選べるのは1人だけです。
- ハードの気まぐれカードはゲームに慣れてから使用するのをおすすめします。
ガーデンバックから薔薇タイルを4枚引き、温室ボードに置きます。
最近植物に水を上げたプレイヤーがリーダー(スタートプレイヤー)です。温室ボードを受け取って手元に置いておきます。
ゲームの流れ
手番では以下の5つのフェイズを順番に行います。
- タイルを置く
- ヒントトークンを置く
- 気まぐれカードを推理する
- 女王の移動
- 次ラウンドの準備
庭園ボードが薔薇タイルで埋まるか、「4.女王の移動」によって女王が庭師に追いついた場合にゲームは終了します。
タイルを置く

リーダーは温室ボードから薔薇タイルを1枚選び、庭園ボードの空いているマスに置きます。
ヒントトークンを置く

庭園に薔薇タイルが置かれたら、各プレイヤーは新しく置かれた薔薇タイルと、それに隣接する薔薇タイルのシンボルが、自分の気まぐれカードの条件と一致するかを確認します。条件が一致している場合、その数だけ新しく置かれた薔薇タイルにヒントトークンを1 個置きます。このとき、どのタイルと一致したのかを他のプレイヤーに教えてはいけません。
気まぐれカードについてはこちらでも説明しています。
気まぐれカードを推理する
プレイヤーたちは議論をして、誰かひとりの気まぐれカードの内容について推理します。他プレイヤーの気まぐれカードについて自由に議論できますが、自分の気まぐれカードについて議論されている際は、発言もリアクションもしてはいけません。
特定のプレイヤーの気まぐれカードに示されている両方のシンボルを正しく宣言できた場合のみ、その解答は正解となります。
正解した場合
正解した気まぐれカードの右下に示された数だけ、得点トラック上の庭師を時計回りに進めます。庭師が白うさぎのいる白い点線を超えた場合、白うさぎを次の白うさぎアイコンの位置に移動させ、女王に薔薇マーカーを1個追加します。

画像の例では、正解した気まぐれカードがノーマルのカードで、正解したら2マス進むカードであるため、庭師を2マス進めたところ、白うさぎのいる点線を超えました。そのため、白うさぎを次のスペースへと進め、薔薇マーカーを1個追加します。
重要:推理が正解するたびに、続けてまだ解答していないカードについて宣言を行うか、このフェイズを終了して次のフェイズに進むかを選択できます。
間違えた場合
推理を宣言されたプレイヤーは、推理が間違っていることだけを伝え、このフェイズはただちに終了します。正しく推理されるまで気まぐれカードを公開してはいけません。
女王の移動
得点トラック上の女王は時計回りに、1マスだけマスを進みます。この時、直前のフェイズ3で推理を間違えていたなら、女王の進むマス数は移動速度の値の2倍になります。
また、庭師が得点トラック上の白うさぎを追い越すたびに、女王には薔薇マーカーが1 個追加されます。追加された薔薇マーカー1個につき、女王の移動速度は「1」増加します。
次ラウンドの準備
このフェイズの開始時、以下のどちらかの条件が満たされた場合、ゲームは終了します。
- 得点トラック上の女王が庭師と同じマスで止まるか、庭師よりも先に進んでいる。
- 庭園ボードのすべてのマスが薔薇タイルで埋まっている。
そうでない場合、カードやタイルを補充して次のラウンドを行います。
ゲームの終了
得点トラック上の女王が庭師と同じマスで止まるか、庭師よりも先に進んでいる場合、ただちにゲー
ムは終了し、ゲームに敗北します。女王の「首をはねよ!」という声がお城に響き渡ることでしょう。
ゲームに敗北する前に、庭園ボードのすべてのマスを薔薇タイルで埋めることができた場合、ゲームに勝利します。
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