こんにちは!
JELLY JELLY GAMESのいいだです。
推理ゲーム『修道院殺人事件』が3/30(日)に発売決定!
第4回名古屋ボードゲーム楽市にて初のお披露目となります!
「『修道院殺人事件』ってどんなゲーム?」
「『修道院殺人事件』って新作?リメイク?」
「『修道院殺人事件』って買うべき?」
これを読めば『修道院殺人事件』のすべてが丸わかり!
本格推理ゲームを見逃さないように☑️
ゲーム概要
この穏やかな修道院は、疲弊した旅行者にとって、貴重な安息地です。しかし…今朝、修道院の崖のふもとで、修道士アデルモの死体が発見されました。これまでに集まったすべての証拠が、誰かによる殺人事件であったことを示しています。修道院長はあなたたちに「誰が修道士アデルモを殺したのか」という質問の答えを探すように依頼をしたのでした…。
『修道院殺人事件』は、3~6人で遊べる本格推理ゲームです。
24人の容疑者の中から、この殺人事件の犯人を探し当てることを目指します。
他のプレイヤーに質問をしたり、重要な書物を見つけたり、隣人の部屋の忍び込んだり…
自分だけのメモを使って推理をまとめ、誰よりも早く犯人を見つけ出しましょう。
2023年のKickstarterでは $59,537 (396%)
日本円で約900万の支援を集めた話題作!!
元版:『Mystery of the Abbey』(1995)
1980年代の推理小説『The Name of the Rose』にストーリーを准えています。
ゲームデザイン:Bruno Faidutti & Serge Laget
『あやつり人形』『インカの黄金』などメガヒットの生みの親フェイドゥッティと『ニダヴェリア』が日本でも人気なラジェの強力タッグ!
出版社:「Mojito Studios」(モヒートスタジオ)
過去には「ロストコード」(元版:Think Str8!)リメイクも手がけており、弊社とも親交が深い会社です。
内容物
<内容物> ゲームボード:1枚 / 僧侶コマ:6個 / ついたて:6枚 / 容疑者シート:1冊 / サイコロ:3個 / カード:95枚 / ベルコマ:1個 / トークン:32枚 / 説明書:1冊...
箱の大きさは『ロストコード』とほとんど同じサイズ!
45cm*45cmの大きなゲームボード が目を惹きます。
リメイクに際し、ルール・内容物に関しては調整程度のわずかな変更となっていますが、アートワークに関しては全面的な変更があり、現代的ながらも質感のある雰囲気に仕上がっています!
中でも、すべてのコマが両面プリント仕様の木コマとなっているのは嬉しいポイント。
さらには拡張セット「The Pilgrims’ Chronicles」で追加された11枚のカードもしっかり含まれています!加えて新しいカードもいくつか追加されており、展開の幅が広がっています◎

しっかり前と後ろが描かれています!

左下にDの刻印があるカードが拡張セットです!
ゲームの準備
①ゲームボードを広げ、3種類(図書室、写字室、イベント)のカードを対応するスペースに裏向きの山札としてそれぞれ置き、すべてのプレイヤーの僧侶コマを教会に集めます。
②24枚の容疑者カードのうち1枚をランダムに選び、ゲームボードの下に隠します。隠したカードこそが犯人です!残りの23枚の容疑者カードは、プレイ人数に応じて、数枚をボード上の対応するスペースに裏向きで置きます。その後、さらに残りの容疑者カードをプレイヤーに均等に配ります。
③各プレイヤーは容疑者シート、ついたてを受け取り、配られた容疑者カードを確認します。
③サイコロを振って決めたスタートプレイヤーが、ミサカード上にベルコマを乗せたら準備完了です。
犯人はゲーム終了まで誰にもその姿を見せません!
「推理」の進め方
ゲームを通してプレイヤーには様々なヒントが与えられます。
有益な情報を得たら、手元の推理シートにメモや印を書き加えていきましょう。
まずは【ゲームの準備】で配られた容疑者カードを参考に×印を入れることをおすすめします。
容疑者カードは、一度でも見かけた場合、絶対に犯人ではありません!
メモの仕方は人それぞれ。間違いのないように!
なお、容疑者は「修道会」「役職」「ひげ」「フード」「体格」の5つの重要な特徴を持っています。
後述の【質問】や【啓示を得る】の際に必要な情報となるので、欠かさずチェックしましょう。
「セルジオ」の情報さえ分かれば、神父(+++)は捜査線上から外れるな…
遊び方
ゲームは複数回のラウンドで構成され、プレイヤーは時計回りに手番を行います。
手番は、大きく分けて4つのステップに分かれています。
【ベルコマの移動】→【移動】→【質問】→【アクション】
【ベルコマの移動】
スタートプレイヤーはミサカード上でベルコマを1スペース進めます。
1にあるなら2へ、3なら4へ…と動かし、ベルコマが4のスペースにある場合「ミサ」を行います。
「ミサ」は以下の通りで進行し、プレイヤー間で手札を交換するギミックがあります。
ⅰ.「すべての僧侶コマを教会に戻す」
ⅱ.「任意の容疑者カードを~枚隣に渡す」
ⅲ.「イベントカードを1枚公開する」
ⅳ.「スタートプレイヤーを右隣に移す」
この処理は非常に重要で、絶対に忘れてはいけません…。
【移動】
自分の僧侶コマを隣接する部屋に1 or 2部屋分移動します。
移動先が特定の場所や条件を満たしている場合【質問】や【アクション】に移行します。
【質問】
他のプレイヤーの僧侶コマがある部屋で移動を終えた場合、そのうちの1人に「質問」をする必要があります。
このとき、答えが容疑者の名前となる質問はできません。
それ以外は完全にフリーダム!とにかく自由度の高い質問が可能です!
・ひげの生えた容疑者を何枚持っていますか?
・「セルジオ神父」のカードを持っていますか?
・容疑者シートから「ブルーノ神父」を消せましたか?
・この後の手番は、集会室に行くんですよね?
・好きなボードゲームは何ですか?
本当に自由なので、ゲームに関係ないことを聞いたってよいのです!
質問を受けたプレイヤーは、以下のいずれかを選択することができます。
A)沈黙する・・・指を口に当てて答えを拒否します。
B)質問に正直に答える・・・答えたのち、相手に新たな質問をします!
*修道士は正直であることを誓っているため、すべての質問に対し、知っている・覚えている限りは正直に答えなければなりません。質問を返された場合、答えを拒否することはできないため、そのときは必ず正しい答えを返す必要があります。下手な質問をすると、かえって自分の首を絞めることに…。
「昨日の晩御飯は何でしたか?」「焼きうどんです。」
【アクション】
【質問】の有無に関わらず、移動を終えた場所に応じたアクションを行います。
修道院の部屋は、アクションで分けると7つの部屋に分かれ、その多くがゲームを有利に進めるために、カードや情報を獲得する場所になっています。
「談話室 (Parlatorium)」では、まだ誰も見ていない容疑者カード1枚を獲得できます。
シンプルに強いアクションのため、大体の場合は早い者勝ちです。
「写字室 (Scriptorium)」では、写字室カードを1枚獲得できます。
「他の人からカードを奪う」など多種多様な効果を発揮します。
さらに奥の部屋「図書室 (Bibliotheca)」。
なんと、手札のカードが誰よりも少ない場合にのみ入ることが許されます。
想像以上の超強力な図書室カードが数多く眠っています…!
【アクション:啓示を得る】
「集会室 (Capitulum)」で行う重要なアクションのうちの1つが「啓示を得る」です。
犯人が持つと思われる特徴を1つだけ宣言し、対応するトークンを取ります。
トークンは早い者勝ちのため、確証が無くともできるだけ早い段階で獲得したいところ。
ゲーム終了時、犯人の特徴と一致しているごとに2点、間違いにつき-1点となります。
「犯人はフードをかぶっています!」
この場合、犯人が「フードあり」「ひげあり」「修道士」なら6点!
【アクション:告発を行う】
「集会室 (Capitulum)」で行う、このゲームの最も重要なアクションが「告発」です。
犯人だと思われる容疑者の名前を宣言します!
誰もその容疑者カードを持っていない場合、見事正解となりゲームは終了します。
宣言を当てたプレイヤーは4点を獲得します!
間違った告発は-2点(+α)のペナルティ。
宣言された容疑者カードが手札にあるプレイヤーは、無実を証明するために公開する必要があります。また「談話室」に裏向きの容疑者カードが残っている場合も「告発」を行うことはできないので、当てずっぽうでゲームを終わらせることはできませんよ!

「犯人は…カスバートだ!」「残念!」
ゲーム終了後は全員で得点計算を行います。
犯人を見つけたプレイヤーが勝者とは限りません!啓示も重要な得点要素です。
苦行!
基本は自由度の高さが売りのクラシックな推理ゲーム!ですが、
超個性的トンデモルール「苦行」をご紹介!
厳格で穏やかな修道院の生活では、目に余る悪事や粗相は許されません。
- ミサカード上のベルコマを動かし忘れた。
- 間違った告発を行なった。
- 居室(Cellula)を調べているところを本人に見つかった。
- 飲み物をこぼした。
- 誰かの手番を飛ばした。
上記のような行為を行なった場合、
教会に強制送還+今回と次の手番のスキップ!
プレイヤー同士の合意により、許し難い行為を行なったプレイヤーに対し「苦行」を強いることができます。このルールは実際のゲームプレイの中でもかなり異彩を放っており、「今の苦行じゃない?」といったやりとりは、不意をつく滑稽さで不思議と笑いが生まれます。
おっと、あなたの手番じゃないよ!苦行〜〜!
「修道院殺人事件」ここが面白い!
・推理ゲームにあるまじき「質問」の自由さ!
ただ情報を集めるだけではなく、自由な「質問」を通して相互に虫食いを埋めていくのがこのゲームの面白いところです。ベースの控除推理部分は名作「クルード」等に近しい構造ながらも、有益な質問の仕方や、どのような場合に沈黙を選ぶべきかという判断はこのゲームならではのポイント。「ここは修道院だから、正直でなければならない」というフレーバーとの整合性もイイ!
・「苦行」で生まれるコミュニケーション!
単調になりがちな推理系ゲームに、特大のメリハリとコミュニケーションをもたらす大胆なメカニクス!このゲームでしか味わえない個性を最大限に引き立たせてくれています。特にゲーム終盤になると、一手でゲームが終了する可能性もあるため、お互いの動きを見張るような展開になり、自然と手も震えてくるのが可笑しくてたまりません。気の置けない友人と遊ぶのにもうってつけです!
・ドラマティックな展開の幅!
「質問」や「苦行」に負けないくらい、各種カードの効果もぶっ飛んでいます。特に「図書室」で手に入るカードは、一撃で劣勢を覆すものもあり、遊ぶたびに「そんなのアリ!?」ということが起きます。実は「イベント」カードも極悪なものが紛れ込んでおり、犯人逃亡ENDも存在します(!)パーティーゲームとしてのポテンシャルも高く、推理が苦手な人でも最後まで楽しめるゲームになっています。
推理ゲーム好きも唸る、唯一無二の”個性”!
だれでも楽しめる新たな「推理パーティー」ゲーム、ぜひ遊んでみてください!
『修道院殺人事件』
2025/03/30(日)一般販売開始!
日本語ロゴもイカしています!