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【新作】名作リメイク・戦略立体ブロックゲーム『プエブロ』4月27日発売決定

2024.04.15

株式会社ピチカートデザイン(代表取締役:白坂翔、所在地:東京都豊島区)は、ボードゲームブランド「JELLY JELLY GAMES」より、新作ボードゲーム『プエブロ』を2024年4月27日(土)に発売決定いたしました。

『プエブロ』は首長から依頼を受けた建築家であるプレイヤーが、プエブロの建築を行うブロックゲームです。プエブロとは、アメリカのアリゾナ州とニューメキシコ州近辺に住む先住民のプエブロ族の、段々になった家屋の集落を指します。粘土のレンガで作られた巨大な箱のようなもので、互いに積み重ねられています。

『プエブロ』では自分のブロックを置き、得点計算用の首長コマを進めることで、相手にペナルティを与えます。できるだけペナルティにならないようにブロックを置きたいのですが、まったくペナルティを受けずにゲームを終えることはほぼ不可能なので、受けてもいいペナルティを見極めつつ、より多くのペナルティを相手に与えます。

ブロックを置き、首長コマを動かすだけのシンプルなルールのため、運が介入する余地がなく、真剣勝負が楽しめます。

ボードゲーム『プエブロ』の原版は2002年に発売され、有名ボードゲームデザイナーであるMichael KieslingとWolfgang Kramerの2人によって制作されました。今回は、そのリメイク作品です。リメイクにあたり、見た目は大きく現代風に変更し、2枚あったボードが1枚になりましたが、ルールに変更はありません。また、『プエブロ』は、「日本ボードゲーム大賞2002」で海外ゲームの入門者部門とフリーク部門の2部門にノミネートされています。

『プエブロ』商品概要

・タイトル:プエブロ
・プレイ時間:60分
・プレイ人数:2〜4人
・年齢対象:10歳以上

・発売日:2024年4月27日(土)
・一般販売価格:5,940円(税込)
・箱サイズ:29.5cm×29.5cm×7.2cm
・内容物:ゲームボード1枚、ブロック43個、プレイヤーコマ4個、首長コマ1個、足跡タイル1枚、手番順タイル4枚、庭タイル4枚、布袋1枚、説明書1枚

・ゲームデザイン:Wolfgang Kramer / Michael Kiesling
・アートワーク:SillyJellie

▼公式サイト

▼販売・一般発売予約サイト

https://shop.jellyjellycafe.com/products/detail/3803

▼ルール説明動画

JELLY JELLY GAMESについて

「JELLY JELLY GAMES」はボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」を運営する株式会社ピチカートデザインが企画するボードゲームブランドです。多くのお客様にボードゲームの楽しさを伝えてきたスタッフが自信をもっておすすめできるゲームを、幅広い年齢層や興味を持ってくれた方々のもとに届けることによって、ボードゲームの普及へ貢献することを信念としています。https://jelly2games.com/

株式会社ピチカートデザインについて

”人と人をゲームでつなぐ”を理念に、ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」の運営や「JELLY JELLY GAMES」ブランドでのオリジナルゲーム製作、ボードゲーム専門店「JELLY JELLY STORE」で世界中のボードゲーム販売などの事業を行う。
https://pizzdesign.com

<本プレスリリース画像素材>

https://drive.google.com/drive/folders/16gOp6gGiJm8rSZAZIn-W5gxpq4FPcGXO?usp=drive_link

<本プレスリリースに関するお問い合わせ先>

株式会社ピチカートデザイン
広報担当:オギ pr@pizzdesign.com

【新作】協力型推理ボードゲーム『ペイントザローズ』4月27日発売決定

2024.04.15

株式会社ピチカートデザイン(代表取締役:白坂翔、所在地:東京都豊島区)は、ボードゲームブランド「JELLY JELLY GAMES」より、新作ボードゲーム『ペイントザローズ』を2024年4月27日(土)に発売決定いたしました。

『ペイントザローズ』は、児童文学『不思議の国のアリス』のトランプ兵が間違えて植えてしまった白い薔薇を赤く塗るシーンをテーマにしています。プレイヤーたちは庭師の一員として協力し、ハートの女王の気まぐれな指示に応えつつ、薔薇の庭園を完成させることが目的です。

プレイヤーは自分だけが知っている、カードに書かれた女王の気まぐれな指示に則って、薔薇タイルを配置していき、その条件を他のプレイヤーに当ててもらうことを目指します。

『ペイントザローズ』は、2022年にクラウドファウンディングで出資者を募り、6,000人以上の支援を受けて発売されたゲームです。また、世界最大級のボードゲームのオンラインサイトである「ボードゲームギーク」にて毎年行われる、「ゴールデンギークアワード」2022年の協力ゲーム部門にノミネートされています。

『ペイントザローズ』商品概要

・タイトル:ペイントザローズ
・プレイ時間:60分
・プレイ人数:2〜5人
・年齢対象:11歳以上

・発売日:2024年4月27日(土)
・一般販売価格:4,950円(税込)
・箱サイズ:5.2cm×17.7cm×24.6cm
・内容物:庭園ボード1枚、薔薇タイル32枚、ガーデンバック1個、温室ボード1枚、庭師1個、ハートの女王1個、薔薇マーカー4個、白うさぎ1個、気まぐれカード132枚、ヒントトークン30個(各色6個)、メモ用紙3冊、
伝承記録帳1冊

・ゲームデザイン:Ben Goldman
・アートワーク:Jacqui davis

▼公式サイト

▼販売・一般発売予約サイト

https://shop.jellyjellycafe.com/products/detail/3802

▼プロモーション動画

JELLY JELLY GAMESについて

「JELLY JELLY GAMES」はボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」を運営する株式会社ピチカートデザインが企画するボードゲームブランドです。多くのお客様にボードゲームの楽しさを伝えてきたスタッフが自信をもっておすすめできるゲームを、幅広い年齢層や興味を持ってくれた方々のもとに届けることによって、ボードゲームの普及へ貢献することを信念としています。https://jelly2games.com/

株式会社ピチカートデザインについて

”人と人をゲームでつなぐ”を理念に、ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」の運営や「JELLY JELLY GAMES」ブランドでのオリジナルゲーム製作、ボードゲーム専門店「JELLY JELLY STORE」で世界中のボードゲーム販売などの事業を行う。
https://pizzdesign.com

<本プレスリリース画像素材>

https://drive.google.com/drive/folders/1Aq8nwf9E606ZtIYYqlcriTrZAxPYm1bl?usp=drive_link

<本プレスリリースに関するお問い合わせ先>

株式会社ピチカートデザイン
広報担当:オギ pr@pizzdesign.com

【ゲームの流れ】プエブロ

2024.04.11

こちらではプエブロの基本ルールにおける、大まかなゲームの流れを紹介します。

ゲームの目的

自分のブロックを置き、得点計算用の首長コマを進めることで、相手にペナルティを与えるゲームです。できるだけペナルティにならないようにブロックを置きたいのですが、まったくペナルティを受けずにゲームを終えることはほぼ不可能なので、受けてもいいペナルティを見極めつつ、より多くのペナルティを相手に与えましょう。

ゲームの準備

*3人で遊ぶ場合の例

プレイ人数に応じたブロックを受け取ります。*黄やピンクはプレイ人数が多い時にのみ使用できます。

色のついたブロックと、白い中立ブロックを1個ずつ組み合わせて立方体の形にしておきます(色付きのブロックは1個余ります)。

プレイ人数

使用する色

青 / 橙

青 / 橙 / 黄

青 / 橙 / 黄 / ピンク

色付きブロック

中立ブロック(白)

自分の色に対応するプレイヤーコマをボード外周のトラック上に置きます。

首長コマはボード中央にある四角いエリアの、任意の角の赤いマスに置きます。

足跡タイルはゲームの終了時に使用するため、ボードの近くに置いておきます。

一番若い人がスタートプレイヤーです。

ゲームの流れ

手番では以下の2つのアクションを順番に実行します。どちらも必ず行わなければなりません。

  • 手持ちのブロックを1個置く
  • 首長コマを1~4マス進めて、ペナルティを確認する。

全員が手持ちのすべてのブロックを置き、首長コマの移動とペナルティの計算を終えたらゲームは終了し、最終的な得点を計算し、最もペナルティの少ないプレイヤーの勝利です。

手持ちのブロックを1個置く。

初めの手番では1個余っている自分のブロックを置かなければなりません。以降の手番では立方体になっているブロックを取り、自分のブロックか、白い中立ブロックのどちらかを置きます。その次の手番では、自分の直前の手番で置かなかったもう一方を置きます。

ブロックを置く際は、画像のとおり緑の点線の内側に置きます。ほかのブロックの上に置くこともできますが、ブロックの下に空間ができるような置き方はできません。

首長コマを1~4マス進めて、ペナルティを確認する。

首長コマを、マス目の外側にある色の違うラインに沿って、時計回りの方向に1~4マス進めます。

首長コマから「見える」ブロックはペナルティとなります。首長コマと同じライン上にあるプエブロを確認して、1段目のブロックは1点、2段目のブロックは2点…といったように、高さに等しいペナルティを受けます。中立ブロックは無視します。

画像右の例では、青プレイヤーは合計5点のペナルティ、橙プレイヤーは1点のペナルティを受けます。

首長コマが角で止まった場合は、首長コマの止まった角を含む1/4のプエブロを上から見て、見えるマス数に等しいペナルティを受けます。

画像の例では、各プレイヤーは6点ずつのペナルティを受けます。

これを繰り返し、手番の終了時に全員のブロックがなくなっていたらゲームは終了します。

最終得点計算

首長コマのあったマスに足跡タイルを置き、首長コマを1マスずつ進めて、ゲーム中と同様にペナルティの計算をします。(角の赤いマスはもちろん、最後に足跡タイルのあるマスももう一度計算します。)

一番ペナルティの少ないプレイヤーの勝利です!

【立体型&アブストラクト】プエブロ【紹介記事】

2024.04.11

4月27日、28日のゲームマーケット2024春で先行販売される「プエブロ」のポイントをまとめました!「買い!」or「Not for me」かの判断の参考になればと思います!

Not for meとは
ある物事の内容について理解はしつつも、「自分は合わなかった」「自分向きでない」という時に使える言葉です。
発祥はボードゲーム界隈からという説があるみたいですよ!👀

おすすめポイント

  • 有名ボードゲームデザイナーコンビによる名作リメイク
  • ブロックで立体的
  • シンプルなルール
  • ゲームの設定と世界観
  • ペナルティ式
  • 運要素ナシ!

基本的なルールについてはこちらでまとめています!

プエブロ2002年に販売されたゲームで、 Michael KieslingWolfgang Kramerの2人によって作られました。この2人はそれぞれ多くの有名なボードゲームを手がけているうえ、共同でも多くのボードゲームを作っています。あなたの知っているゲームもきっとあるはず…!

リメイクされるにあたって見た目は大きく変わり、2枚あったボードが1枚になりましたが、ルールに変更はありません

また、プエブロは「日本ボードゲーム大賞2002」では海外ボードゲーム部門としてノミネートされています。20年前の私たちも注目していた作品ということですね!👍

このゲームで使用するのは、4色+1色のブロックです。すべて形は同じで、これらを積み上げて遊びます。初めはまっさらなボードですが、ゲーム終了時はこんな感じになるので、見た目的にも楽しいはず!🏘

20年近く前のゲームですが、ルールに古臭さは感じさせません。基本のルール部分は説明書の片面1枚程度で収まっており、コマの種類も少ないためゲームの準備も簡単ですぐ始められます💨

基本的に手番では先ほどのブロックを1個置き、後述する得点計算用の首長コマ🦅を1〜4歩進めるだけです!2種類の追加ルールもあります!

プエブロはスペイン語で、人、町、村を意味します。ただし、アリゾナ州、ニューメキシコ州、および隣接する地域では、主にそこに住む先住民のプエブロ族の段々になった家屋の集落を指します。プエブロの個々の居住ユニットは、粘土のレンガで作られた巨大な箱のようなもので、互いに積み重ねられています。

プレイヤーはプエブロの建築を依頼された建築家ですが、伝統を重んじる首長🦅は建築家たちが個性を出すことを望んでいません。それでも自分の色を出したい建築家たちは、首長にみつからないように自分のブロックを置いていくのですが、「ちょっと首長さん!ここ!ここから見てくださいよ!あいつやってますよ!」チクることで、相手にペナルティを受けさせるのです。

首長はプエブロを本っ当に細かく気にしているので、時には真上からもチェックするし、ゲーム終了時には1歩ずつ念入りにチェックするので注意です!

先述の通り、このゲームは勝利点を稼ぐゲームではなく、相手にペナルティを受けさせるゲームです💀

ゲームとしては立体的なプエブロを様々な視点から見て、なるべくペナルティを受けないように自分のブロックを置いていくかが悩ましくも面白いゲームなのですが、どうしても「自分が勝ちすぎていないと思わせるような」ヘイトコントロールという要素も絡んできます。普段のゲーム仲間たちと「あいつの方が優勢だからあいつのトップ目をじゃましないといけないよ」「自分は1位になれなくてもいいけど、君だけは絶対に勝たせない」という会話で喧嘩になりがちなグループの方は…😇

ちなみに、昔のプエブロはペナルティを記録するためのボードが別途用意されていましたが、リメイクにあたってボードは1枚になり、コンパクトになりました。

イメージがつく方もいるかもしれませんが、手番ではコマを置くだけというシンプルすぎるルールなため、運が介入する部分がありません。そして、こういったゲームにはありがちなのですが、先手の方が有利(数回のテストプレイを経た感想)だと感じました。

ルール上は年齢が若いプレイヤーがスタートプレイヤーになりますが、数手先を読むことが得意なプレイヤーや大人の方は、ぜひ自然な流れで後ろの手番を取り、フェアプレーの精神で臨んでみてはいかがでしょうか。

また、より真剣勝負を望むプレイヤー向きの追加ルールもあります。こちらでは、ゲーム中2回(別の追加ルールによっては3回)行われる競りで手番順を勝ち取る必要があります。競りに使うのは自身のペナルティポイントです。いくらかのペナルティをあらかじめ受けることで、望んだ手番を競り落とすことができます。

まとめ

こちらのプエブロはゲームマーケット2024春、企業ブース「17」にて先行販売いたします!

ブースでは短縮ルールにて体験もできますので、ぜひ実際に見て、遊んでご検討ください!

お待ちしております!

【ゲームの流れ】ペイントザローズ

2024.04.11

こちらではペイントザローズの基本ルールにおける、大まかなゲームの流れを紹介します。

ゲームの目的

全員で協力して、女王に追いつかれる前に庭園ボードを薔薇タイルで埋めることができればプレイヤーの勝利です。

ゲームの準備

*5人プレイ時の例

各コマ、スタートタイルを準備します。

3種類の気まぐれカードを難易度ごとに分け、各プレイヤーは任意の山札を選んで、気まぐれカードを1枚ずつ引きます。カードの内容は他のプレイヤーに教えてはいけません。

  • イージーの気まぐれカードを選べるのは1人だけです。
  • ハードの気まぐれカードはゲームに慣れてから使用するのをおすすめします。

ガーデンバックから薔薇タイルを4枚引き、温室ボードに置きます。

最近植物に水を上げたプレイヤーがリーダー(スタートプレイヤー)です。温室ボードを受け取って手元に置いておきます。

ゲームの流れ

手番では以下の5つのフェイズを順番に行います。

  1. タイルを置く
  2. ヒントトークンを置く
  3. 気まぐれカードを推理する
  4. 女王の移動
  5. 次ラウンドの準備

庭園ボードが薔薇タイルで埋まるか、「4.女王の移動」によって女王が庭師に追いついた場合にゲームは終了します。

タイルを置く

リーダーは温室ボードから薔薇タイルを1枚選び、庭園ボードの空いているマスに置きます。

ヒントトークンを置く

庭園に薔薇タイルが置かれたら、各プレイヤーは新しく置かれた薔薇タイルと、それに隣接する薔薇タイルのシンボルが、自分の気まぐれカードの条件と一致するかを確認します。条件が一致している場合、その数だけ新しく置かれた薔薇タイルにヒントトークンを1 個置きます。このとき、どのタイルと一致したのかを他のプレイヤーに教えてはいけません。

気まぐれカードについてはこちらでも説明しています。

気まぐれカードを推理する


プレイヤーたちは議論をして、誰かひとりの気まぐれカードの内容について推理します。他プレイヤーの気まぐれカードについて自由に議論できますが、自分の気まぐれカードについて議論されている際は、発言もリアクションもしてはいけません。

特定のプレイヤーの気まぐれカードに示されている両方のシンボルを正しく宣言できた場合のみ、その解答は正解となります。

正解した場合

正解した気まぐれカードの右下に示された数だけ、得点トラック上の庭師を時計回りに進めます。庭師が白うさぎのいる白い点線を超えた場合、白うさぎを次の白うさぎアイコンの位置に移動させ、女王に薔薇マーカーを1個追加します。

画像の例では、正解した気まぐれカードがノーマルのカードで、正解したら2マス進むカードであるため、庭師を2マス進めたところ、白うさぎのいる点線を超えました。そのため、白うさぎを次のスペースへと進め、薔薇マーカーを1個追加します。

重要:推理が正解するたびに、続けてまだ解答していないカードについて宣言を行うか、このフェイズを終了して次のフェイズに進むかを選択できます。

間違えた場合

推理を宣言されたプレイヤーは、推理が間違っていることだけを伝え、このフェイズはただちに終了します。正しく推理されるまで気まぐれカードを公開してはいけません。

女王の移動

得点トラック上の女王は時計回りに、1マスだけマスを進みます。この時、直前のフェイズ3で推理を間違えていたなら、女王の進むマス数は移動速度の値の2倍になります。

また、庭師が得点トラック上の白うさぎを追い越すたびに、女王には薔薇マーカーが1 個追加されます。追加された薔薇マーカー1個につき、女王の移動速度は「1」増加します。

次ラウンドの準備

このフェイズの開始時、以下のどちらかの条件が満たされた場合、ゲームは終了します。

  • 得点トラック上の女王が庭師と同じマスで止まるか、庭師よりも先に進んでいる。
  • 庭園ボードのすべてのマスが薔薇タイルで埋まっている。

そうでない場合、カードやタイルを補充して次のラウンドを行います。

ゲームの終了

得点トラック上の女王が庭師と同じマスで止まるか、庭師よりも先に進んでいる場合、ただちにゲー
ムは終了し、ゲームに敗北します。女王の「首をはねよ!」という声がお城に響き渡ることでしょう。

ゲームに敗北する前に、庭園ボードのすべてのマスを薔薇タイルで埋めることができた場合、ゲームに勝利します。

【推理&協力】ペイントザローズ【紹介記事】

2024.04.11

4月27日、28日のゲームマーケット2024春でも販売される協力ゲーム「ペイントザローズ」のポイントをまとめました!「買い!」or「Not for me」かの判断の参考になればと思います!

Not for meとは
ある物事の内容について理解はしつつも、「自分は合わなかった」「自分向きでない」という時に使える言葉です。
発祥はボードゲーム界隈からという説があるみたいですよ!👀

おすすめポイント

  • クラウドファンディングで6000人以上が支援!
  • ゲームの設定と世界観
  • 内容物
  • 論理的パズル

基本的なルールについてはこちらでまとめています!

ペイントザローズオーシャンズ(2020)も手がけたBen Goldmanによって、2022年にクラウドファンディングにて出資者を募り、6000人以上の支援を受けて販売されたゲームです。

また、ペイントザローズは世界最大級のボードゲームのオンラインサイトであるボードゲームギークにて毎年行われる、ゴールデンギークアワード2022年協力ゲーム部門ノミネートされています!

世界のボードゲーマーたちも注目していたゲームということです!👀

見て分かる方もといるかと思いますが、不思議の国のアリスの中でも、トランプ兵が間違えて植えてしまった白いバラを赤く塗るシーンをテーマにしています。プレイヤーたちは庭師の一員として、ハートの女王の気まぐれな指示に応えつつ、バラの庭園を完成させることが目的です🌹

しかし、適当に植えることは女王が許すはずもなく、首をはねようと追いかけてくる女王の気まぐれに応えなければ、倍の速度で追いかけてきます💃 しかも、この内容を他のプレイヤーに伝えることは禁じられています。

もしハートの女王に追いつかれてしまうと…

Off with their heads!(やつらの首をはねよ!)」💀

ボード、キューブ、カード、バラが描かれたタイルのほか、ハートの女王、庭師(トランプ兵)、ウサギの立体フィギュア、ハートの女王の怒りの度合いを表す薔薇のマーカーといった、見た目も楽しい内容物となっております!箱を開けるとぎっしり詰まってます!

このゲームのキモとなる部分は論理パズルです。まず、使用するタイルには「色」「形」が描かれており、それぞれが4種類ずつに分かれています。そして、プレイヤーがそれぞれ1枚ずつ持つ気まぐれカード(女王の指示)にもこの内容が描かれています。

  • ピンク
  • クラブ
  • ハート
  • ダイヤ
  • スペード

気まぐれカードの内容は大きく分けて3種類に分かれており、どのような条件で2枚のタイルが隣接しているか、という形で指示されています。この気まぐれカードの内容を当てることで、カード右下の数字の数だけ、女王から逃げることができます💨

プレイヤーたちは、カードを引く時にどの難易度にするかを毎回相談できます。難易度によって、書かれている気まぐれの種類の数が異なります。

  • イージー:色と色
  • ノーマル:色と色、形と形
  • ハード(ゲームに慣れたら使用してください):色と色、形と形、色と形 

手番ではボードにタイルを1枚置くのですが、その際に各プレイヤーは

  • 今置いたタイルと、それに隣接するタイル
  • 自分の持つ気まぐれカード

を確認して、一致してい枚数をキューブで伝えます。

このように置かれた場合、黄プレイヤーの持つイージーの気まぐれカードには、「色と色」という指示しかないため、「黄と黄」というカードを持っていることが確定します。

では、青プレイヤーの持つノーマルのカードについてはどうでしょう。

ノーマルの気まぐれカードは「色と色」、「形と形」のどちらかですが、「黄と黄」のカードだった場合はキューブが2個乗るはずなので、「スペードとハート」もしくは「スペードとクラブ」のどちらかになります。

推理が間違っていてもヒントとなるキューブはボード上に残るため、次の手番では正解により近づくはずです!

気まぐれカードに一致しなかった場合はキューブが置かれず、目に見える情報が残らないため、「〜ではなかった」という条件は忘れてしまいがちです。ゲームに慣れるまでは付属のメモ帳を自由に使って、その情報を記録しておくことをオススメします。メモ帳を利用する場合は1ゲームで複数枚使用することになるので、なくなった場合はこちらからダウンロードしてください🙇‍♂️

まとめ

こちらのペイントザローズはゲームマーケット2024春、企業ブース「17」にて販売いたします!

ブースでは短縮ルールにて体験もできますので、ぜひ実際に見て、遊んでご検討ください!

お待ちしております!